【保存版】パチンコ・パチスロ依存症を克服する8つのステップ<脱ギャンブル依存症で新たな人生へ>

パチンコ・パチスロ依存症は「パチンコ・パチスロ依存症のメカニズム」のでご説明した通り、意思だけではなかなか克服できない「脳の病気」です。

関連記事

パチンコ・パチスロ依存は単なる「意志の弱さ」ではなく、脳の仕組みや心理的な罠が複雑に絡み合っている問題です。① ドーパミンと報酬系の働きパチンコ・パチスロで当たると脳内に「ドーパミン」が大量に分泌されます。ドーパミンとは「快感」や「[…]

禁パチ道をゆく!!パチンコ・パチスロ依存症のメカニズムを知るのトップ画像です

しかし、正しい知識とあなたの特性に適した行動を積み重ねれば、抜け出せる確率は高くなります。

この記事では、依存克服に役立つ7つのステップを具体的に紹介します。

①【自己認識】自分が依存していると認める

まず必要なのは、「自分がパチンコ・パチスロ依存症である」と認めることです。

「やめようと思ったらいつでも止めれるし・・・」なんて楽観的な考えをしていたとして、生活に支障が出はじめているなら、それは立派な依存症のサインです。

過去の自分
「借金もあるけど、毎月返済できてるし、まだまだ遊べるな。返済がきつくなってきたら、きっぱりやめよう」(結局、借入金額が上限になってもしばらく止められなかった)

②【現実の可視化】感情と支出を記録する

パチンコ・パチスロをしていると何故か負けた日のことはすぐに忘れてしまう(そのくせ、爆勝ちした日のことはずっと覚えている)これは、皆さんも経験があるでしょう。

また、勝った時、そのお金は何に使いましたか?おそらく、次の勝負の軍資金となって、結局使い果たしてしまったのではありませんか?(私はそうでした)

パチンコ・パチスロをした日や感情、勝ち負けの金額、さらに勝った場合のお金の行方を記録することは、自分の行動を客観的に理性をもって見れる効果があります。

おすすめの記録内容:

  • いつ・どこで打ったか
  • いくら使ったか
  • 終わった後の気持ち
  • 勝った場合は、金額とそのお金をどのように使ったか

記録を続けると、圧倒的にストレスを感じる結果が多く、大切なお金をパチンコ屋に落としていることが分るでしょう(バカバカしくなります)

③【トリガー回避】ホール・広告・情報源から離れる

パチンコに行きたくなる「トリガー(引き金)」を排除することが重要です。

  • パチンコ屋の前を通らない
  • パチンコ系YouTubeやSNSをブロック
  • テレビCMを見ない(見たい番組はできるだけ録画してCMをスキップ)
  • パチンコ・パチスロ好きな友人とは距離を置く
ポイント:とにかく情報を遮断することを徹底します。パチンコ・パチスロ好きな友人にはきっぱりと禁パチするから話題を出さないようにしてくれと懇願しましょう。それでも理解してくれないのなら本当の友人とは言えないと思います。禁パチの成功には人間関係の断捨離も思い切る必要があります。

④自己申告・家族申告プログラムを利用する。

遊技業界はパチンコ・パチスロへの依存問題に対するサポートとして自己申告・家族申告プログラムの導入を進めています。

詳細は↓のリンク先をご覧ください。

必要書類をパチンコ屋に提出することで、いわば「出禁」扱いにしてもらえます。

このプログラムを導入している店舗は多いので、あなたが利用している店舗には申請しましょう。

 

⑤【代替行動】別の「快感」を見つける

「パチンコ・パチスロ依存症のメカニズム」でご紹介した通り、依存症をもたらす脳内物質「ドーパミン」を他の趣味で分泌させることが理想です。さらに、この趣味に時間をできるだけ費やすようになり自然とパチンコ屋から足が遠ざかるようになります。

おすすめの代替趣味例:

  • 筋トレ・ランニング・ゲーム(達成感)
  • 読書・映画鑑賞(没入)
  • 副業・ブログ・ポイ活(報酬)
  • 釣り(“当たり”を待つ行動が酷似)

如何に自分に合った代替趣味を見つけられるかが禁パチのポイントになります。ちなみに私の場合は借金返済のために始めた副業でした。

⑥【金銭管理】お金の流れを制限する

私のように依存症が悪化すると財布に1000円しかなくてもホールに行ってしまいます。(頭の中では、「1パチで万発だして、それを軍資金に4パチで大儲けしよう」なんてとんでもないことを考えてました)

幸い、今の法的にパチンコ屋は電子決済が認められておらず、紙幣のみとなっています。紙幣を強制的に持たない生活をすることで物理的にパチンコ屋に行けなくするのです。

⑦【支援を受ける】一人で抱え込まない

ギャンブル依存症は孤独に抱え込みやすい病です。しかし、家族や同僚、友人には軽蔑されたくないという思いから相談しづらいのが現実。理解がある他人に相談をすることが依存症克服の第一歩になります。

支援先の例:
・ギャンブル依存症相談窓口(都道府県)
・心療内科や精神科(依存症外来)
・自助グループ(GA:ギャンブラーズ・アノニマス)

依存症外来や費用がかかるので、まずは無料で参加ができる自助グループの参加がおすすめです。

⑧【成功体験】「やめられた日」を積み重ねる

禁パチ期間を1日1日着実に積み重ねて見える化する。これはモチベーションを保つために必須です。自分なりに達成期間に応じてご褒美を用意するのも良いでしょう。

  • カレンダーに○をつける
  • SNSで「禁パチ○日目」と投稿
  • 100円貯金など、ご褒美制度を導入

この小さな成功の積み重ねが、「自分は変われる」という確信につながります。

【まとめ】依存症の克服はきっとできます!まずは習慣を変えていきましょう!

ステップ内容
① 自覚依存を認める
② 記録収支と感情の見える化
③ 回避ホールや広告を見ない
④ 出禁自己申告・家族申告プログラムの利用
⑤ 代替別の行動で置き換える
⑥ 金銭管理紙幣を持たない生活
⑦ 支援誰かに話す・つながる
⑧ 積み重ね成功体験を増やす

【番外編】独自的に実施して効果があったこと

「サブリミナル効果」をご存じでしょうか。映像の中にごく短い尺のメッセージを差し込むことで無意識化で洗脳するというやつです。

これを参考にして、「通っていたパチンコ屋」→「グロ画像」→「パチンコ屋」→「グロ画像」という映像と共に黒板をひっかく不快音をプラスして、目覚まし代わりに毎朝見るようにしていました。

これをすることで、パチンコ屋を見るだけで強烈な不快感を感じることができました。

個人的に効果があったことなので、あくまで参考程度にしてください。